業務スーパーの「アンチョビペースト」が意外と使える!

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庶民派食ライターの裏ブログ

業務スーパーの商品について、200記事以上執筆しているルシモスのhataです。海外在住歴が長かったため、業務スーパーの商品の中でも輸入品には特に注目しています。今日は、これ1本で簡単にイタリア、スペイン、ギリシャあたりの地中海っぽい味が再現できるよ!という商品「アンチョビペースト」をご紹介します。意外とみんな使い方を知らないですよね!

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アンチョビって何?

アンチョビとは、カタクチイワシの塩漬けのこと。カタクチイワシは、西部太平洋に生息。成長は18cmにもなるそうですが、アンチョビのカタクチイワシは7、8cmくらい。

上質なアンチョビは、このカタクチイワシを丁寧に手作業で開いて、小骨を取ってあります。アンチョビの発祥はイタリアと言われているそうですが、西太平洋に生息しているということは、その辺りのいろんな国々で食べられているのではないでしょうか?

スペインでもよく食べられています。

アンチョビペーストとは?

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アンチョビは瓶や缶に入っているものが多いですが、それを出して、適当な大きさにカットするのは手間がかかります。身が固いので、炒めながらでは崩れにくいからです。もちろんそのまま、パンやクラッカーなどに乗せて食べるには、魚の形をしているほうが見栄えがいいのですが、炒め物に使うなら、ペースト状になったものをおすすめします。

アンチョビペーストの使い方

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アンチョビペーストをもらったけど、使い方が分からない……。買ってみたけど1つのレシピでしか使い方を知らない……。という方は少なくないと思います。実は私もでした。

馴染みのない食材は使いにくいですよね。でも、アンチョビペーストは、結構使い道が多いのでご安心を。いくつかご紹介しますね。

トーストに塗る

塩味がはっきりしているので、べったりとは塗らずに、少量をナイフなどでよく伸ばし、エキストラバージンオリーブオイルをかけたら美味しいです。

ブロッコリーと炒める

オリーブオイルで、ブロッコリーを炒め、火が通ったらアンチョビペーストを加え、全体に馴染むようにさらに数分炒めます。

※塩じゃない塩味が旨味となり、ブロッコリーが贅沢な味になります。

クリームパスタ

オリーブオイルで、玉ねぎのみじん切りを炒めます。火が通ったら、アンチョビペーストを加え、馴染ませます。生クリームと水少々を加え、煮込みます。こしょうで味を調えます。茹でたパスタに和えます。アンチョビの塩味が強めなので、塩味はお好みで調節してください。私は全く使わない派です。

濃厚なクリームが高級感のあるパスタです。おもてなしにも。

ペペロンチーニ

もう1品パスタです。薄切りにしたニンニク、鷹の爪をオリーブオイルで炒めます。香りが出てきたらアンチョビペーストを加えて馴染ませます。茹でたパスタを加えて混ぜます。

シンプルなのですが、後を引く味。

業務スーパーのペースト以外のアンチョビ

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業務スーパーには、瓶入りのアンチョビもありました。おそらく缶入りのものもあると思いますが、棚は空っぽでした。アンチョビの形がそのままの瓶入りのものは、サラダのトッピングにしたり、茹でたじゃがいもに乗せ、エキストラバージンオリーブオイルを回しがけたり、ハード系のパンに乗せてオープンサンドにしたりすると、お洒落で美味しいです。

業務スーパーのアンチョビペースト、なかなか使えますよ。チューブなので、ちょっと歯磨き粉か靴磨きのようですが、箱はお洒落。冷蔵庫でも目立ちます