PRで実現できること

本 PR

私は2004年からライターとして活動していて、その後本を出版したのですが、その時PRというお仕事についてよく知りませんでした。スペインに住んでいたので、取材の対応が現地のPR担当者という場合がありましたが、正直に言って何をしているのかよく分からない人たちだな~と思っていたのです。

ここでは、あの時PRを知っていれば、こんなこと、あんなことができたのに…というPRで実現できることについて述べます。

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PRの仕事はメディア向けの書類作成だけじゃない

PRのお仕事の1つに、メディア向けの書類の作成があります。プレスリリースやニュースリリースと言い、メディアに向けて企業、事業、サービス、商品、または活動について知ってもらうためのアプローチのお手紙のようなもの。

私はライターだったので、取材の申し込みをすると窓口がPRの担当者ということがありました。社内の担当者の場合もあれば、PR会社の人の場合も。

そして取材の申し込みをすると何枚もある、その事業などの紹介の書類がメールで送られてきていました。その書類を読むのが本当につまらなくて…。

通り一辺倒のことしか書いていない何枚もある文書をスペイン語で読んでも、その事業についてあまり素敵に感じられず、取材前に読まなければよかったと思ったこともあります。

書くことはもちろん大事。でもたくさん細かく書けばいいというのではなく、読んで面白い、取材に行きたい!取材が楽しみ!と思わせる要素は必要です。

PRは必要?

では、PRなんて必要ないんじゃないかと思われるかもしれませんね。いえ、PRは必要です。それは情報が溢れる今、黙っていてもあなたを、あなたの商品を見つけてくれるメディアはないからです。(大手企業を除く)もちろんSNSでの認知活動も必要ですが、メディアの力を借りれば当然認知活動にも良い影響が表れます。

私の場合は、出版した当初PRの方法について全く知らなかったこともあり、何もしませんでした。編集者さんに促されて辛うじてブログを始めたくらい。ブログでもただ書いただけで、認知活動を行っていたという記憶はありません。そのような感じでも出版後は私からではなく、企業さまからアプローチ頂いて、関連するお仕事を頂けました。

が、それは少しの期間だけ。今となっては、あの時もっと頑張って育てていける自分メディアとしてブログを使っていれば、スペインからでもメディアにアプローチして著書を取り上げてもらっていれば、もっと長い期間、多くの関連するお仕事を頂けたかもしれない、と後悔が残ります。

掲載先は自分で掴みに行く!

PRは自分から動かなければできません。メディアが見つけてくれて取材、掲載ということもたまにあったとしても、それではそこで止まってしまいます。掲載されたい、取材されたいメディアは、掲載後の活動も踏まえてあなたが探して選ぶこと。それでこそ掲載の向こうにある、本当に欲しいものに近づきます。

PRは自分から動くことが大事。できそうになければお問合せから是非ご相談ください。

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