最短で目標を達成するPDCAノート 岡村拓朗著 まとめ

ゴール 集客できる社長の本棚
目標

ビジネス用語として浸透してきたPDCA。P(PLAN)D(DO)C(CHECK)A(ACT)の頭文字をとったもの。時代遅れとの意見もありますが、とにかく読んでやってみようと思いました。本のレビュー、いってみます。

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目標が達成できない理由

この本では、多くの人が目標を達成できないのは、PDCAのCとAができていないから、とあります。

つまり、目標をたてて、それに向けて行動をおこしても、その後、行動に対するチェックと改善が行われていないということです。

そもそもそれ以前に「目標」が間違っている、とも。この夢を絶対叶えたいという感情が動いていない偽りの目標では、行動できないから目標が達成できないそうです。

そして、目標が叶わない人の特徴は「諦めが早い」。試行錯誤しながら少しずつ改善してやり続けることが求める結果に繋がります。

まずはGゴールを決めること

目標達成のためには、がむしゃらにPDCAサイクルを回すのではなく、まず正しいゴールを決めること。

・目標設定。(ワクワクするかが大事)

・目標達成のための計画。

・計画通りに実行し、ふり返りも行う。

正しい目標(ゴール)のたて方

ゴールが曖昧だと具体的な行動計画もうやむやになってしまいます。では、偽りではない確かな目標を設定するために注意しておきたいポイントを見ておきましょう。

1.具体的(いつ、どこで、何を、どう)

2.測定可能。数値化(7月までに3キロ痩せるなど)

3.達成可能(高すぎない目標)

4.関連性がある(イメージが湧くかどうか)

5.期限あり(〇か月後までに、〇月までに、など)

PDCAを回すために

ここからがこの本のメイン。PDCAを回すために、方眼ノートに書いていきましょう。

まずは、やりたいこと、やらないことリスト。やりたいことリストの中から感情がより動いたものを中心に、ビジョンと目標を書き出します。

そこから年間計画。3カ月計画。デイリーPDCA。ウィークリーレビュー。

実際に私がやってみて感じたことは、やりたいこと、やらないことリスト、ビジョンと目標までは、すらすらできました。ワクワク楽しい作業です。ところがこれを念頭に実際の計画を立てるのがなかなか大変でした。まず1年分をざっくり考え、そこから直近3ヶ月分。そして毎日帳簿のようにPDCAを書いていきます。

PDCAノートを1週間続けてみて

まだ始めて1週間ですが、デイリーPDCAはだんだん緩くなりつつあります。

因みにDは、その都度書くよう推進されていますが、全然できていません。まとめて書いてしまっています。

もちろん目標達成に近づいているかどうかは不明です。

ただ、このノートを書くことによって、チェックと改善策を考えるという新しい思考パターンができた気がします。この本の著者がおっしゃっている通り、これまで目標や計画は立てたものの、できなかったうまくいかなかった1つ1つの行動について振り返り書き留めたことはありませんでした。先週私はちょっとショックな失敗をしてしまったのですが、この本で提案されている書き方で書き留めておいたことで、きっともう同じ失敗はしないと思っています。

ちょっとしんどい作業ではあるので、向き不向きはあると思いますが、参考になるので本はおすすめです。

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