スタンフォードのストレスを力に変える教科書 まとめ 2

ストレス 集客できる社長の本棚

先日「スタンフォードのストレスを力に変える教科書 ケリー・マクゴニガル まとめ」という記事を書きましたが、第1章と2章に分かれているうちの1章についてしかまとめきれなかったので、今回は2章についてのレビューです。

全部で342ページもある分厚い本ということもありますが、これを読んでストレスを避けようと必死になるのではなく、上手に付き合って前向きに生きていける人が増えればと思うので、しつこく?続けます。

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ケリー・マクゴニガルさんについて

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」の著者、ケリー・マクゴニガルさんはアメリカのニュージャージー州生まれの健康心理学者。

ボストン大学で心理学とマスコミュニケーションを学び、スタンフォード大学で健康心理学の博士号を取得された才女。しかも美人さんです。

この本は、2015年に出版されましたが、2012年には「スタンフォードの自分を変える教室」という本を出版。世界20か国で出版され60万部のベストセラーを記録しました。以前「スタンフォードの自分を変える教室」も読んだのですが、詳細を覚えていません…。また読み直して記録のためにもレビューしてみたいと思います。それにしてもスタンフォード大学の宣伝(いらないのかもしれませんが)にすごく貢献されていますね。

「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」第1章

第1章のふり返りです。詳しくは「スタンフォードのストレスを力に変える教科書」の記事をご覧ください!

ストレスは悪者じゃない。ストレスは役に立つと思えば役に立つ。逆にストレスがない生活が人を不幸にし、忙しい人ほど満足度が高い。ストレスを感じたら、あなたの価値観を思い出してストレスに対する考え方を変えましょう。

すごくざっというとこんなところです。あなたもあなたの価値観を3つ選びましたか?

ストレスに強くなるとは?

ストレスに強くなるというのは、具体的にどういうことなのでしょうか?

私の場合ストレスを感じたら、肌が弱いので体が痒くなります。胃が弱い人は胃が痛くなり、腸が弱い人は下痢になったりするとお医者さまに聞きました。

あなたはどうですか?これはストレス反応を感じているということで、この反応を大きく感じているからストレスに弱い、ということではないようです。

ストレスに強いというのは、ストレスを感じたときに「勇気」「人とのつながり」「成長」などを思い起こして、苦しみの中に意義を見つけること。逆境に動じないとか平然としている、ということではなく、自分を変えられることです。

ストレスを力に変えるワーク

本書第2章では、不安を興奮に変えてストレスを活かそうというエクササイズや、ストレスを感じたときに体に表れる反応をポジティブに捉えるエクササイズなどが紹介されています。

そのなかで誰でも簡単に取り入れられそうだと思うのは、「1日にひとつ、誰かの役に立つ」ワーク。

小さなことでも自分ができることを見つけること。新しいことや意外なことをすること。この2つがポイントで、体と脳がよい行動を起こし、勇気、希望、人とのつながりを実感できると書かれています。

自分1人の個人的な利益や成功を越えて、自分がコミュニティの中でどんな役割ができるか、どう貢献したいか、どんな変化をもたらしたいかを目標にすると、喜びや意義を感じやすいそうです。自分だけの目標を追求すると周囲とうまくいかず孤独を感じると。

また自ら辛い経験をした人が自分と同じような人たちのためにボランティア活動を行うことで、心身ともによい結果をもたらしたという例も述べられています。

私は自分がストレスに弱いほうだと思っていました。体も反応するし損なメンタルだけどどうしようもないと諦めの気持ちがありました。でもこれを読んでストレスとの向き合い方が具体的に分かりました。自分の大事な価値観を決め、コミュニティで何がしたいのかを目標にやっていこうと思います。ビジネススキルには関連のない本ですが、全ての大人に読んでほしい本です。ストレス社会に生きるみなさんの役に立つ情報があると思います。

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