あなたの商品やサービス、お店を無料で紹介してもらう方法

車の雑誌 メディアに取り上げられるプレスリリースの書き方

商品やサービスを販売されている方、お店を経営されている方は、メディアで紹介されることでお客さんが一気に増えることをご存知だと思います。でもどうしたら雑誌や地域のフリーペーパーで取り上げてもらえるのかは、知る人ぞ知る…というところかもしれません。

あなたのお店が東京のど真ん中になくても、なんのコネがなくても、メディアに取り上げられることは可能です。私は飲食店やショップ、観光施設などについて記事を書いてきたので、現場のリアルな声としてメディアに取り上げられる方法をまとめてみました。

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広告と無料掲載の違い

雑誌は地域のフリーペーパーに掲載されることは、お金を支払えば確実で簡単です。しかもあなたが思うように書いてもらえます。それは、広告料を支払うから。でも、広告料の相場ってお分かりですか?

まず、広告料は媒体によってはもちろん、スペースによって異なります。雑誌の広告スペースは、次のように区分されます。

1.

  1. 表4(ひょうよん)裏表紙のカラー1項
  2. 表2(ひょうに)表表紙の裏1項
  3. 表3(ひょうさん)表4の裏のカラー1項
  4. 4C2P(カラー見開き
  5. 4C1P(カラー1頁)
  6. 1C1P(モノクロ1頁)
  7. 1C1/2P(モノクロ1/2頁)
  8. 1Cタテ1/3P(モノクロ・タテ1/3頁)

カラーか白黒かによっても広告価格は指定されています。

そして気になるお値段。よく知られる週刊誌なら4C1P(カラー1頁)で100万円以上します。1回の掲載で。なかなかのお値段ですね。

在住していたスペインで雑誌のライターをしていたときに、編集者さんに企画の提案をしたことがあります。そうしたら「じゃあ、広告費をとってください」。と言われました。「1つの会社では無理でしょうから、1 ページを4社、もしくは5社で分けて…」と。それでも1社約20万円。スペインでは当然クライアントが取れず、企画は没になりました。

そんな広告とは別に、無料で掲載されるというお得な方法もあるのです。ガイドブックの仕事をしていた時のことです。掲載されたお店の方々は、掲載後突然日本人の観光客が増えたと言ってとても喜んでいました。私が掲載店を提案していたのですが、私もコミッションなどいただいていないので、掲載費は全くの無料。リスクゼロ。ラッキーです。

雑誌や地域のフリーペーパーに掲載されるには

スペイン在住のライター時代には、私は取材物件の提案も行っていましたが、情報取集にはかなりの手間をかけていました。というのも、滅多に“新店オープンの案内”や“イベント情報”を送ってくれなかったから。私は現地の媒体に執筆するライターではなかったので、親密なプレスの方は限られていたからだと思います。でも、私に情報をくれて、その情報を読んで面白いと思い、企画を提案して通れば取材、掲載。これまで1人も来なかった日本人が急に来る、売り上げが何10%アップ…。ということが実現できたお店がたくさんあるはず。

ということは、無料で掲載されるには、何が必要か分かりますか?情報は自分から流す!でもいくら情報を流しても、必要な人に的確に届かなければ意味がありません。そこで、メディア向けに情報を書きます。これをプレスリリースと言います。

プレスリリースって何?

プレスリリースとは、“メディアに向けた情報”と前のコーナーで書きました。

「書くより、電話のほうが早いし、好き」という方もいるかもしれませんが、いきなり雑誌の編集部に電話をすると、かなりの確率で面倒くさがられます。

でも編集者は常に情報を必要としているのです。だからこそ、時間がある時に読んでもらえるプレスリリースを書いてみましょう。ところが「ひたすら雑誌やフリーペーパーに情報を送ればいいのか」と言えば、どうでしょう?

チラシ作成と同じように、ここでもリサーチが重要です。あなたが来てほしいお客様が読んでいるであろう媒体にプレスリリースを送ることがポイントです。

ここを間違えたら、せっかく運よく掲載されてもお客さんが来ない、一度は来てくれたけれどもお店側もお客さん側も求めているものと違っていたため、リピートしない、ということがおこります。メディアの力は大きいので、掲載直後にどっとお客さんが押し寄せて、お店はてんてこまい。新しいスタッフも入れたのに、その後スーッとお客さんが来なくなってしまった。ということは避けたいですよね。なので媒体の選択はしっかりしましょう。

「じゃあ、プレスリリースってどうやって書いたらいいの?」ということは、別記事にまとめました。読んでみてください。

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