HP、広告の画像 間違っていない?

写真家 広告の書き方

事業のHP、チラシやセールスレター、クラウドファンディングのプロジェクトページやブログ、ありとあらゆるものに画像を使われているはずです。文字だけでは読むほうも疲れてしまいますし、画像や動画は有効です。ただ、その使い方、間違えていませんか?

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画像と文章のイメージ

まず肝心なのは、画像と文章のイメージ。

割と固い雰囲気の文章なのに、注目を集めるために奇をてらった写真を使ったり、カジュアルな書き口なのに画像の人物が真面目っぽい…など、画像と文章、文体がちぐはぐになっていませんか?

画像と文章のイメージがちぐはぐということは、あなたの事業のコンセプトと外向けのイメージもちぐはぐということです。画像、文章をセットにしてあなたの事業のコンセプトに合うものにする必要があります。

ターゲットに合わない画像

あなたの事業のターゲットが、年収200~300万円くらいの20代サラリーマンだとします。チラシやHPの写真が、あまりにも彼らからかけ離れたものになっていたら、どうでしょう?例えばとてもお金持ちそうな外国人のおじさまの写真など。

画像は、ターゲットが親近感を持ちそうな写真にしましょう。ヘッドライン(タイトル)と合わせて、その商品を使えばなれる姿を見せてください。あまりにもかけ離れた画像だとイメージが湧かず、自分事と結びつかないのです。

先日見せていただいたHPの例です。セレブ女性向けではなく、もっと一般的な庶民の女性たちに来てほしいという、ブティックフィットネスジムのもの。ところがそのHPのトップ画像はバリバリダンベルを持ち上げているとっても若くてきれいな外国人女性。とってもスタイルもいいじゃありませんか。庶民の女性代表の私としては、行ってみたいなと思うジムではありません。ポイントは2つ。

  1. 外国人モデルの画像

これは、庶民には親近感は湧きません。根本から違いすぎて憧れもしません。ローラのTBCのCMと同じ。TBCに通ってもローラになれるとは思えませんよね?でもあれは大企業が企業イメージとして作っているCMなので、共感性は関係ないのです。中小企業や個人事業主は大企業の広告と同じように振る舞うと集客できません。ターゲットがちょっと頑張ったらなれるかなくらいのモデルが画像だと共感を得られます。

  1. バリバリのスポーツキャラ

学生時代スポーツをしていた人も社会人になったらスポーツをする機会がめっきり減ったという人が大半ではないでしょうか?そう、大半の人が運動不足なのです。なので、普通の人がゆるく運動したいと思って通うフィットネスジムなら、バリバリ歯を食いしばって運動している姿ではなく、楽しく汗を流している姿のほうが効果があります。

意味のない画像

これもたまにあります。まるで余白を埋めたいだけのような、なんら意味のない風景写真などの入ったチラシ。か、もしくはチラシの作成者にとっては意味があるのかもしれませんが、読むほうには全く伝わっていない…。本当に意味がない画像なのか、意味はあるが使う場所や方法を間違えているかのどちらか。こういう場合の画像はない方がましです。

チラシやHPを自作する人は少なくないと思いますが、この辺りを間違えると一気に素人感が出てしまうので気を付けましょう。

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