PRは広告じゃない!

オフィス PR
プレスリリース執筆

プレスリリース執筆のお仕事のご依頼は多いのですが、多くの企業の方がプレスリリースを自社商品の案内用の広告と勘違いしているようです。プレスリリースはプレスの方へのお手紙。一般の消費者に向けたご案内ではないのです。

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広告を書いてもメディアは掲載しない!

自社の新商品について、詳細や賞受賞歴などをつらつらと書いても、大手の企業やよほど真新しい商品以外はメディアに掲載されません。

なぜかというと、メディアは広告枠というものを持っていて、その広告費で媒体が成り立っているからです。「広告を掲載してほしいなら、広告費を払ってください」と思うのは理にかなっていませんか?

広告費は媒体や枠の大きさなどによって金額は異なります。読者の目につく大きさのものをとなると数十万円単位からの価格です。なかなか高価ですね。企業や事業をされている方は無料で掲載される可能性に賭けたいと思われるのは当然です。

どうすれば掲載される?

では、無料で掲載されている企業や事業主さん、もしくは個人の方はどのような方法で掲載されたのでしょうか?

1つには広告ではないプレスリリースで正しいアプローチをしたからです。メディア関係者にお知り合いがいて、という方もなかにはいらっしゃるかもしれません。SNSや口コミで既によく知られている方は、ネタを探しているメディアのほうからアプローチしてきたということもあります。

でもそのような方たちはごく一部でしょう。大半は自らメディアにアプローチしているはずです。

では掲載されるプレスリリースとは、どのようなものでしょうか?広告ではない、ということをはっきりさせなければなりません。

メディアへのお手紙として受け取ってもらうには?

メディアは、自社の媒体を広告として利用されることは嫌いです。先にも述べましたが広告枠というものがあるからです。そしてもう1つ。社会のために、読者のためにコンテンツを掲載しているという気持ちがあるから。

読者のため、社会に役立つ情報を掲載したいのです。

ということは、メディアの方へお手紙として受け取ってもらうには、案内する商品(サービス、活動)が社会のこんな方に役立つ、ということを打ち出さなければなりません。

さらに、それはなぜ今か。今、このような時流があるから。と述べましょう。

もちろんその媒体の読者が、あなたの商品(サービス、活動)を必要としている人たちであることが前提です。例えば男性誌に女性向けの化粧品のプレスリリースを出しても、あなたがその媒体を知らないことをお知らせしているだけです。リサーチをしっかり行うことも必要なのです。

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