広告と広報、PRの違い

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広告と広報、PRには、どのような違いがあると思われますか?似ているようで異なる3つについて理解を深めてみましょう。それぞれに特徴、メリット、デメリットが異なります。

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広告とは

広告は、雑誌や新聞、WEBサイトなどの有料のスペースを利用して、もしくは紙に印刷したチラシやセールスレター、サイト上のLP(ランディングページ)など、売り手が見せたいことをアピールしたもの。

雑誌には一見広告に見えないタイアップ記事というものもあります。タイアップ記事は、読みものとして雑誌の記事に組み込まれた広告のこと。私もよく書いていました。いかにも「広告です!」というページより細部まで読まれやすいです。

一方雑誌や新聞などの広告は、細部まで読まれるにはタイトル(見出し)と写真で惹きつけて…とテクニックが必要です。チラシも同様です。

インターネットを利用したLP(ランディングページ)は、ペライチなど無料で使えるツールもあり誰でも比較的簡単に作ることができます。ただ、LPは作っても作っただけではHPと同じであまり意味がありません。そこに人を集めなければ誰にも読まれません。そこはSNSマーケティングを理解する必要があります。

いずれの場合も広告のメリットは、売り手側が見せたいように記事を作成できるという点です。デメリットは料金が発生する点です。

広報とは

広報とPRは類似語として同じ意味で使われる場合が少なくありません。ここではあえて細かく見ていきましょう。

広報は、「情報を広く報じる」ことが役目。大企業では社内広報と社外広報があります。社内広報は、社内で社内の情報を共有し広めるための活動を行う部署です。会社の人事異動、新入社員、新商品などの情報やイベント、行事など社員が知っておくべき情報を配信していきます。

一方社外広報は、会社の情報を外部に広める役割を担います。つまり新聞や雑誌、さWEBサイトの記事として掲載されるために、マスメディア向けに自社の情報を発信します。

広告との違いは、料金が発生しないメリットがある点です。ただ記事を書くのはあくまでメディア側なので書いてほしいことが100%書かれるわけではありません。

PRとは

広報と兼ねて使われることが多いのが、PR。PRはPublic Relations(パブリックリレーションズ)の略語です。企業とメディアを繋ぐパイプ役であることは広報と変わりません。

広報との違いは、ただメディアに掲載されるために情報を発信するというのではなく、企業のブランド力を高め広く認知されるための戦略的な活動を行うという点です。情報の発信だけでなく世間、第三者を巻き込む戦略を考え実行していくことも含まれます。