プレスリリースとは、サービスや商品を販売している人や、何かの活動を行っている人、もしくは企業からメディアに宛てた手紙のこと。実は広告を書くより簡単です。
広告とプレスリリースの違い
広告は、消費者や消費者ターゲットに向けて書かれるもの。必然的に売り込みになります。一方プレスリリースは、消費とは関係がありません。メディアに取り上げられるためのお手紙です。
プレスリリース一斉送信の落とし穴
私はライターもしているので、プレスリリースを受け取る側でもあります。大体は一斉送信のものが届くのですが、時々私個人の連絡先を探して、私の宛名でプレスリリースをくださる方もいらっしゃいました。
この場合、どちらのプレスリリースが読まれると思いますか？
やはり自分の宛名で送られてくるもののほうが、読まれる確率は高いでしょう。さらに内容が面白ければどこかに書きたい、と思うものです。
一斉に多くのメディアに配信してくれる配信サービスは魅力的ですが、これだけに任せていてはもったいないです。ここぞと思う、取材されたいと思うメディアには、一斉送信ではなく個別でアタックしたほうが効果的でしょう。
プレスリリースはお手紙
一斉送信のプレスリリースを前提にすると、広告と混同してしまいがちです。
でも、あなたがどうしても掲載されたい雑誌のコーナーの担当者にプレスリリースをお送りすると考えてみてください。チラシを1枚お送りしますか？手紙を送りますよね。メディアの方も一人の人間。想いを届けましょう。
その際、広告と思われるようなプレスリリースは厳禁です。メディアに取材され、新聞や雑誌に掲載されたり、テレビに出たい理由は、それによって売上を上げたい、ということだとしても、それを見せずに世間でおこっていることに絡めます。あなたの商品、サービス、イベントや活動が取り上げられたら、どれだけ多くの方々がその記事を興味深く読んでくれるか、メディアの人の立場に立って内容を考えてみましょう。