郵便ポストや新聞の折り込み広告など、世の中は“チラシ”で溢れています。
あなたは、チラシに全部目を通しますか?
私の場合、隅から隅までとは言わなくても、見る分野のチラシはちゃんと見ますが、見ない分野のものは、全く見ずにゴミ箱へ一直線。見る分野というのは、スーパーのものや、フィットネス施設や美容関係などその時々で気になっている施設やサービスなどについてのものです。見ない分野のものというのは、不動産会社の“売却物件求む”のチラシや求人のものなど。興味がないというのが第一の理由ですが、もし惹きつけられる何かがあれば、興味がなくても間違って見てしまうということはありえます。
今興味がなくても、後々興味が湧くかもしれません。そしてその時、「そういえば、チラシを見たことがあったな…」と思い出してもらえれば、そこから情報を探しあなたのお店、サービスを見つけてくれるでしょう。
そんな“チラシ”の作り方について、詳細をまとめてみました。
“チラシ”で売り上げアップができる業種
集客のための方法は、チラシだけではないということはご存知ですよね。ダイレクトメール、セールスレター、ブログ、メルマガ、インターネット広告、などなど今や方法はよりどりみどり。最新の方法があなたの事業にふさわしいとは限らないし、オーソドックスなチラシでの集客にふさわしいかも分かりません。
一般にチラシでの集客に効果的なのは、地域ビジネスです。地元密着のお店やサービスです。特に学生や若い層を狙ったものではなく、家にいて“チラシ”を見る人たちがターゲットというあなたに効果的です。
チラシと一口に言っても、新聞やフリーペーパーなどの折り込み広告と、家のポストに入れるポスティング広告では、読む層は異なります。新聞は若い層は読みません。2017年の調べによると、平日に新聞を読む20代は7.4%。今はもっと減っているかもしれませんね。このような情報からもターゲットが新聞世代出ない場合は、ポスティング。時間とエネルギーは必要ですが、ご自分でポスティングすることもできます。
“チラシ”の平均反応率を知る
チラシを作成しポスティングするまでにしなければならないことは、いくつかあります。
まず知っておきたいのは、チラシでの平均反応率。チラシを見た人からの問い合わせが、どれくらいあるものなのか…。これを知っておくことは重要です。
チラシの反応率は、一般的に0.1~0.3%と言われています。スーパーなど比較的反応がいいものでも1%。住宅など高額商品の場合、低くなります。100枚配って1人~3人。
もっと反応があるものだと思いましたか?
でも大丈夫です。チラシの醍醐味は、反応率を高める工夫はもちろんですが、あなたが望む反応をしてくれる人を増やすこと。このポイントを押さえればわずかな反応率からでも売り上げアップに繋がるのです。
集客できる“チラシ”に必要なもの
チラシには、やみくもにあなたが売りたい商品やサービスを紹介してはいけません。最も大切なのは、お客様の立場に立ってお客様が必要としているものがここにある!とチラシで見せることです。なので、まずはターゲットをよく知ること。そしてターゲットが求める
・デザイン
・言葉遣い
・キャッチコピー
・ボディ(内容)
この4つをしっかり押さえたチラシを作りましょう。
ぱっと見てゴミ箱行きにされないためには、まずはデザインが大事。
60代の人の手元に、20代の若者の写真が全面に出るチラシがわたっても、「あ、私には関係ない」と思われるものです。その反対も同じく。女性がターゲットなら女性らしい色使いやかわいいデザインも必要です。デザインは、「ゴミ箱行きにならない」にしないために必須なのです。でも、デザインだけで見込み客に行動させることはできません。いくら素敵なチラシでも、いらないものはいらないし、興味がないものは先を読みません。
読んでもらうために大切なのは、キャッチコピーとヘッドラインというチラシの冒頭部分。
ここでしっかり見込み客を惹き付けられないと、先は読まれずにゴミ箱行きです。集客に効くキャッチコピーの作り方は、別の記事に詳しく書くのでここではざっくり述べます。ポイントは、あなたのサービスや商品を利用して、見込み客がなりたい姿、求める未来を描くこと。数字を入れられればなお良し!
そこからは、あなたが提供したいものについてボディ(文面)を書いていくのですが、言葉遣いは見込み客に寄せましょう。見込み客が話す言葉で語り掛けることで、共感を生むからです。キャッチコピーやヘッドライン、ボディについての詳しい書き方はそれぞれ別の記事にします。
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