人を操る禁断の文章術 メンタリストDaiGo まとめ

集客できる社長の本棚

メンタリストDaiGoさんの「書き方」についての本です。私はセールスライターとして様々な本を読んだりいくつもの教材で勉強をしてきたので、書いてあることは知っていることが多かったです。でも、さすがメンタリストDaiGoさん。分かりやすいし読みやすいです。これ1冊で学べるところはかなり大きいです。

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文章のたった1つの目的とは

事業のために何か書くとき。HP、ブログ、セールスレター、チラシ、何かのサイトや紙媒体でのPR、プレスリリース、SNS。書いているうちに忘れがちなのが、書く目的。小説家じゃないのですから書く目的は、「すぐ人を行動させること」。

DaiGoさん曰く、「読む→言葉に反応する→想像する→行動する」が方程式。書き手も創造力を駆使して反応、行動を生む言葉、文章を紡ぐことが大事です。

「痩せる・稼ぐ・口説くは全て文章でできる」らしい

小学生、中学生のころ、いじめられっ子だったというメンタリストDaiGoさん。ある時いじめっ子にキレたところいじめられなくなったそうです。そこで学んだのが、行動すれば世界が変わるということ。そして自分を変えようと思い立ち、嫌だと思っていた自分の特徴を全て書き出しました。

・成績が悪い、メガネ、太っている、天然パーマ

・成績が良い、コンタクト、やせている、ストレートヘアー

紙に書き出すことで自分を客観し、目標を具体化して行動をおこすことに成功したとあります。

読ませる文章と行動させる文章は違う!

研究者の肩書のままメディアに出て人気を得たDaiGoさん。執筆は始めたばかりのころは間違いもあったそうです。といのは、読ませる文章に拘っていたから。メンタリズムについて伝えたい、知ってもらいたい、とにかく読んでもらいたい。でもそうではなく、大事なのは読み手の心を動かし行動してもらうこと。

「心を動かす文章」は何もモノやサービスを買ってもらうためだけに使えるものではありません。もっと日常に、頼みづらいことをお願いする、ムリ目な異性をデートに誘う、なんとしても通したい企画を通すなど、あらゆるプレゼンやコミュニケーションがうまくいくようになります。

心を動かす文章のルールとは

心を動かす文章には、ルールがあります。

・あれこれ詰め込みすぎない

・きれいな文章でまとめない

・自分が書きたいことを書かないこと

これらの3要素の前にまず肝心なのは、相手にとってほしい行動が明確であること。これがなければ書けません。

伝えたいことは詰め込みすぎず、ワンメッセージで。そして公に向けて書くのではなく読んでほしい1人(を想像して)書きましょう。

そして、きれいな文章だけれど感情がこもっていない文章では人の心は動かせないということも重要です。

さらに一番難しいのは、最後の「自分が書きたいことを書かないこと」。行動や態度、言葉などから相手の心理を読み解き、誘導することができるメンタリストなら得意な分野でしょう。心理の専門家ではない私たちが書くとき、必要なのはリサーチです。リサーチすればその人の周辺からその人が望むことが見えてきます。

このようなことが書かれている本です。あらゆることに使える文章の書き方を読みやすくまとめてあるという点でおすすめです。